2019年02月14日

YUSIDO 電気ケトル YX012JP ガラス製 は危険(安物中国家電)

中国製の電気ケトルYUSIDO YX012JPを購入してみたのですが、結論としては返品したほうがいいと思います(HAGOOGIのも同じ,読み方はハグーギ?)。設計不良がありました。実店舗ではここまでひどいものは売られていないと思いますが、ネット通販(Amazon)では中国製でメーカーもよく分からない安物が売られていることがあるので注意が必要です。
とくに100V系につなぐ機器は大事故、火災につながりますので大変危険です。(YUSIDOで検索しても情報がほとんどない、公式HPもないので 会社概要もない、ことからまともなサポートは期待できません)
YX012JP-01.jpg
要注意点:
・届いた品物は日本語対応品のようでパッケージマニュアルともに日本語で書かれています。ただ、流暢でない日本語もありました。
・台座が少しゆがんでいます。中国製だなという印象です。使えないわけではないのでだめではないです。
・使用するとガラスの部分が暑いです。90℃くらいに上がるでしょうか。やかんに安易に手を触れる人は居ないと思いますが、このような家電は、ちゃぶ台においておくと熱いのにきづかずに誰かが触れてやけどするかと思います。使用する分だけ沸かして利用し終わったら冷やしてから置くべきでしょうね。
・電源ケーブル自体はよくあるケーブルに見えます。トラッキング対策をしたように見えないですが、この点くらいであれば中国製だからしょうがないですむのかもしれません。問題はこれ以外にあります。
YX012JP-02.jpg
危険点:
YUSIDO電気ケトルで使用している電力と電源ケーブルの仕様があっていません、消費電力はカタログ1200W(100V12A)、実測で1150W(100V11.5A、力率1.0、TAP-TST5による電力測定)となりました。電気ケトルに使用されている電線は2(本)  2(本) x 0.75mm2 60℃と記載があり、コンセント側プラグには125V7Aと書いてあります。0.75sqが7Aまでなのは良くある話ですがここに11.5A流していいはずはありません。この手の数字は超えても実力としてはある程度電線は耐えるのですが、製品としてはありえない設計です。実際にケーブルの温度が安物の放射温度計で19度上がった可能性を示唆する結果が得られました。明らかにケーブル暖かいです。
(測定器の都合上精度は期待出来ないことは注意です)
夏場30度環境下では49℃になると予想されますし、ガスレンジがそばに配置したような熱気がそばにくるようであればさらに温度が上がる可能性があります(室温40度の台所というのは現実的ではないので60度を超えることは無いのかもしれません)。
なお、ケーブルが壊れるときは切れて使えなくなるわけではなく被覆が解けて線間が短絡して火花が出て火が出るかと思います。要は火事になって終了と思います。壊れたら買い換えればいいやでは済まないので十分な注意が必要なのです。
とりあえずは他の電源線と束ねたりして熱がこもるようなことが無いようにし、少量の水を短時間で沸かすように細心の注意を払えば使えなくはないとは思いますが、他の部分の設計もどうなっているかは分からないので、常用はお勧めできません。数年使用してケーブルが劣化してきたときにもどうなるかは分からないと思います(ただ、ケーブルは2重被覆タイプのようでしたので、劣化まではきにしなくてもよいのかもしれません)。
また、部品にはばらつきがありますので、当方が入手したものは100台売ったうちであたりを引いたから温度が低いのかはずれでもこの温度上昇なのかは不明です。(ただ電線の太さは温度が大幅に変わるほどばらつかないとは思います、中国メーカー品は分かりませんが)
YX012JP-04.jpgYX012JP-03.jpg
YX012JP-05.jpg

ちなみに100Vから取る機器を日本で売るにはPSE適合性検査が必要です。製造元で基準と照らし合わせて問題なことを検査するか、輸入代理店が検査することになるはずです。おそらくこれは検査を通してないものになると思います。問い合わせ先がメールであり、szyouxiandianzi~@126.comというフリーメール?をつかっているものになります。PSEマークは自由に付けられますが、付いていればいいという次元のものではなくそれぞれ検査が必要ですし、届出事業者名(日本で届けた名称)がラベルに必須です(会社名か輸入代理店か)。
ということでまともな会社では100Vにつなぐ製品は安易には輸入販売されないはずですが、個人輸入だから関係ないと言い張って無理やり販売している人たちがいるのが実情です。
ただ検査をしたとするものでも火事リスクありで回収されることもあるので、PSEがあれば安心というものでもないですが(ちゃんとしたメーカ品なら返品回収になりますが)。
(経済産業省 電気用品の試買テスト )

なおHAGOOGIという人もロゴが違うだけの電気ケトルを販売していますが、こちらも0.75mm2の電線を使っているようです。同じく危険です。ロゴが違うだけで製造元が同じなのだと思います (hugoogi_support~@163.com が問い合わせ先のようです、@126.comの姉妹サイトでした、HAGOOGI出検索してもメーカーに関する情報が無く同じくサポートは期待できないと思います)

補足:Amazonのレビューは誰でもかけますので業者の工作員の方が複数のアカウントを作って書き込んでいますし、都合の悪い低評価は表示されにくく出来るようにできるようです。出品者のレビューに関しても削除依頼をすることで意図的に低評価をなくす処置をしている業者がいます。これらは書いた人には通知されない悪質な仕様になっています、本来は通知すべき(両者から意見を聞いて妥当性を検討すべき)なのですがクレームが来ると都合が悪いからだからかこの仕様です。当方が書いた出品者レビューは気づいたら削除されてなくなってました。商品レビューは残っているようですが。

HAGOOGI 電気ケトル
www.amazon.co.jp
YUSIDO 電気ケトル
www.amazon.co.jp

関連記事:
Amazonでは日本の電気用品安全法を無視した、商品が多く出回っています
Amazonもまったく無視。
https://sellercentral-japan.amazon.com/forums/t/topic/5698

サンワのワットチェッカー TAP-TST5購入
https://okoya.seesaa.net/article/127430808.html


posted by okoya at 00:05| Comment(4) | 商品レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは。

気になって、お返事致します。

確かに、中国製品に対する不安は、完全に払拭される事は、現状では無いと思いますが、デザイン面だけ見たら、日本の製品には無い、独創性が有ります(しかも、安価です。ただし売れて、日本でも知名度が出始めると違いますが。)。

家電製品(スマホ)は特に顕著に目立ちますし、私も使用して折ります。日本の家電業界全体に言える事ですが、もっと、かっこいいモノとは、美しい物とは、デザインとは?を優先的に考えないと人は購入しない!と考えを改めるべきだと私は思うのです。
残念ですが、家電業界のデザイナーは、本当に今は荒んでいます(言葉は悪いですが、どんだけセンス無いんだよ~!声を大にして言いたい!)。

技術だけでは、売れません。見た目は大事です。
美しい男女に目が行くように…。
物は、売れて、使ってもらわなければ意味を持たない。

中国製品だろうと、美しい物は売れるのではないでしょうか?

例え、技術的に完璧でも無くても…。売れたら、それを補う事も出来るのですから。
Posted by at 2019年03月24日 12:02
電機設計がまともじゃないのでデザイン以前の問題と思いますが
いつかボヤになってもおかしくないことをされています。
今問題なければよいという人たちにはよいのかもしれません
ただ、残念ならが大半の人は危険性を理解しないで使っているのかと思います。
天下のAmazonでそんな危険なものが売られているという認識はないでしょうから。
Amazonは手数料が入ればいいのか、電線に問題ありとして返品しても、きにしてないようです。
消費者保護をするのは出品者(メーカ)の責任で、うちは知らんというスタンスなのでしょう。本来はこんなもの売ってはいけないのですが。
Posted by okoya at 2019年03月24日 22:13
追加情報ですがhagoogiで二重層タイプが追加されたようです。しかも1800Wの電気ケルトとのこと。ただの誤記なのか、日本のコンセント容量を知らずに設計したのかは気になるところですが。あとグラフが0℃から始まってるますね、細かいですが。氷を沸騰させる試験はしないでしょうから実測値ではないようですね。
https://okoya.up.seesaa.net/image/61IuAFCFleL._SL1100_-60868.jpg
Posted by okoya at 2019年04月12日 00:01
YUSIDOの情報がなくこちらに辿り着きました。
ミキサーが壊れたので親が買い替えを検討していたのですが、パナの1万円以上するものを買おうとしていたので危うく尼にもっと安い物があると薦めてしまうところでした。
○○堂のような名前だったので日本製かと思ったら、中国の会社だったんですね…。
助かりました。
Posted by   at 2020年01月08日 12:28
感想、コメントを残そう
コメント記入ページへ