「このコンテンツの再生を継続するには、cyberlink powerdvdをアップデートする必要があります」
とでて、その後アップデートを実行して
「アップデート完了」
と出てもまた、
「このコンテンツの再生を続行するには、cyberlink powerdvdを更新する必要があります」と出て無限ループすることがあります。
(BDのAACS V28やV30のバージョンのコンテンツで発生しました)
この状況ですと上の方にある矢印マークを押しても"Critical update for PowerDVD"などのアップデータ表示も出て来ないと思います。
(追記:ドライブ付属OEM版で出てくるアップデータは、現在のソフトのバージョンに依存します、webアップデータを適用してしまうと変わってしまうので再インストールしてバージョンを戻すと別のバージョンのアップデータをダウンロードできることがあります、一部のOEM付属では表示されたアップデータによって10などにアップできることもあります、世代が変わるときにはCPRM(レコーダー)対応などが変わることも有るようです[起動時のアイコンの数です])
状況からするに、下記状態かと思われます
(旧作BDやDVD再生時の不具合であれば下記とは別要因かと思います)
[以下新たにに分かった事実を含めて2012/2/17に全面書き換えました]
新作BDなのでAACSキーが更新されているけど、現状のPowerDVDが対応できない。本来はオンラインアップデートで再生できるようになるのですが(通常ならばアップデータへのページが表示され、手動でダウンロードして更新する)、アップデータの更新が終了していて存在していない[最新版と判定される]ため、特に何もせずにアップデートが終了し、やはり再生出来なくてAACSを再度更新しに行く。
というのを、繰り返す挙動をとり再生が一生できないようです。
(オフライン、プロキシ等が不正だと別のエラーが出るのでactivation.cyberlink.comとの通信自体はできています)
本体自体の最終アップデート(ドライブ付属のOEM品はULTRA版が適用できます)が
8の場合 2010-04-23 リンク、9は2011-05-18
なので、それより少し後に出た新型AACS搭載BDソフトを再生させたときにのみ問題が出る可能性があります。
[8の場合AACSのバージョンはV19付近から、9の場合V28以降]
[10の場合はupdataが長続きした?ので2016年夏ごろもまだ再生はできる模様]
一度問題が発生すると、ドライブ自体が新型AACSに感染しているため、古いBDも含めて再生不能となる特徴もあります。(追記:powerdvd9 OEM版(最新)とv31以降の組み合わせではこの症状がでないようです。powerdvd9の最新版では対策してるかもしれませんがwebの公式アップデータやpowerdvd8ではこの症状です)
感染前のドライブをつなぐと正常に再生できるようになりますのでソフト側の問題です。
この問題はAACSの問題であり当然一個人で出来ることは何も無く、ソフト更新しか手段が無い状態です。(BDプロテクトを破ることが出来れば話は別でしょうけど法律と相談する必要があります)。cyberlinkのサポートに問い合わせるしかありません。(ユーザー登録が必要、製品版でもドライブ付属のバージョンでも利用出来ます)
この時エラー内容やその時のスクリーンショット、ソフトが付属していたドライブの種類だけでなく環境情報まで取得して提示して問い合わせるとAACSの更新が続いているpowerDVDのバージョンに更新(アップグレード)してくれる場合がありますが、確証は有りません(並行輸入品などはNGなことが…、聞くのはただなので試すのは有り)。
メーカーは約2年しか(アップデータの提供期間です)使えないソフトであることを意図的に隠蔽?し、欠陥?を直さずに販売しておきながら、ろくなサポートもなしに新しいバージョンを買わせようとするのは正気とはおもえませんが。
特にOEM版は基本的に1世代、2世代前、3世代前の旧バージョンのいずれかがセットになっていることが多いため、購入後1年立たずに使い物にならなくなることがあるので注意が必要です。
(powerDVD9(BD Solution)付属のドライブも販売されていると思いますが、
PowerDVD11以降(PowerDVD12など)においてもいまのところAACS単体の更新パッチが無いため、発売後2年程度でアップデータの提供がなくなり、「このコンテンツの再生を継続するには、cyberlink powerdvdをアップデートする必要があります」の症状になるものと思われます。
2011/12に11の現状についてメーカに問い合わせたときにはAACSの状況次第なのでわからん的なことを言われ、2年でゴミ化することは明言せずに、9はアップデータがないので、11を買ってくださいとの内容しか発言しませんでした。規格上AACSは定期的に更新されるもので、必ず更新が必要になるので使用不能になるのはあきらかですが、当方の問い合わせした段階では認めませんでした。[私的には市販のBDプレーヤーや今までのDVD再生ソフトと異なっているという不利な内容をわざと説明していないので"故意の不告知"でいつでも返品が出来るような気がします]。
なお、AACSのプロテクトの付いたブルーレイを再生させるフリーソフトはありません。Blu-rayに搭載されたプロテクトのせいで一般のプログラマには再生ソフトを作るための情報が無料提供されていないようです(プロテクトが破られる原因にもなりますしね)。パソコンでBDを再生させるにはpowerDVDかwinDVDのBD対応版などの有料ソフトが基本的には必須となります。
(補足:AACSプロテクトの付いていない、または破ることに成功したBDならばMPCなどのフリーの動画再生ソフトで再生させることは可能です)
ちなみに、市販のBDプレーヤーでは無料でAACSキーの更新ができている?ようですので新作BDでも再生できます。corel社のwindvd8OEM版も再生時に自動的にアップデートしてくれ、AACS V28の再生は出来ました。古いソフトなのですがこちらはAACS用アップデータが提供されているようです。
PowerDVD9 1500円程度から
powerDVD9用のアップデータの種類
参考:
arigayasのblog:CyberLink のサポートにPowerDVD 8 の OEM版で Blu-ray が再生出来ないと~
各BDに搭載されているAACSのバージョンデータベース
LG UH10LS20[Blu-rayコンボドライブ]の購入とテスト
http://okoya.seesaa.net/article/187308581.html
おまけ:BDコンテンツのAACSバージョンの見分け方
ディスク内のファイルにMKB_RW.infというのがあり、これをバイナリエディタ(テキストエディタではない)で覗いた時に上から12番め(00000B)の値で判断する
2013/8現在でV40まで上がっています
10(V16),19(V25),1F(V31),21(V33),26(V38),28(V40)
3E(V62),
2016/01/10現在も
AACSライセンスキーアップデート→はい
→アップデート完了→ok→再生
→AACSライセンスキーアップデート~と無限ループします
PowerDVD13