Diga推奨の外付けHDDの一つですね。
中を開けてみたところ使用されているHDDは
WD20EARS-14MVWB0
でした。

AVシリーズではなく、ただの省エネシリーズCaviar greenですが(データシート)パナソニックDiga推奨なので、特殊な書き込み方式であるAVコマンドに対応している模様です。
近い型番でWD20EARXというのがありますが、これはSATA規格の6GB/sに対応しているもののようです。(AVモードも対応しているかは不明)、もしかしたら、外付HDDから抜き出さなくても、WD Greenシリーズでも良かったのかもしれませんが(WD30EZRX,WD20EZRXなど)手持ちに無いので確証はありませんね[AVコマンド対応自体はファームウエアでなんとかなるような機能と思われるので]。ただ、型番でハイフンより右側の文字列でなにか分けていて利用できないかもしれません。購入時は確実にDegaに対応を謳ったものを選択すべきかと(下記表参照)。少なくともWD15EARS(AVのつかないタイプ、WD GPシリーズ)はフォーマット後の録画時にエラーが出る現象がありました。この時代のHDDは住み分けがされていたようです。
AVコマンドに対応しているのでHDDレコーダー本体内蔵のHDD置き換えに利用できます。
DMR-BRT220における外付け利用の場合はオリジナル画質のみ保存となり、たくさん動画を保存できない制約があるので、本体内蔵と入れ替えて使うのは有効かと思います。
やり方は下記サイト参照
【HDD/DVDレコーダー】ハードディスク換装 - wiki@nothing
上級者向きなので、基本はおすすめできませんが。
また、4TByte等の大容量のものに変えることも可能なようですが、Digaは録画ファイルの管理方法が6種類のラベルで仕分けるのみなので大量に録画すると探すのが大変かと思いますので注意が必要です。
(本体が壊れた時には動画もダメになるのでHDDに動画を残しにくくしているのかもしれませんし、BD-Rを売るために使いにくくしているのかもしれません)
DMR-BRT220の購入とテスト(パナソニックHDDレコーダー)
http://okoya.seesaa.net/article/303552743.html
HDDの参考(DMR-BRT220の場合)[初期:51 BA 80 0E]:
型番 | シリーズ | 動作 | 備考 |
WD5000AVCS-142DY1 WD5000AVCS-14WNHY0 WD20EURS-? WD30EURS-63R8UY0 | WD AV-GP (PDF) | ○ | オリジナル採用実績有りシリーズ |
WD15EARS-00Z5B1 | WD GP (HP) | × | 3 Gb/s対応 |
WD30EZRX,WD20EZRX | WD green (PDF) | ×?未確認 | GP=Grenかも |
WD20EARS-14MVWB0 | WD Caviar green (PDF) | ○ | 外付けHDD品 だめな型番もある? |
0S03224(HDS5C3020ALA632) | coolspin | 未確認 | 他サイトによる動確品 |
DT01ABA200V(HCS5C3020BLE630) DT01ABA300V(HCS5C3030BLE630) | coolspin? | ○ | AV対応をうたったもの |
注)AVコマンドに対応していないHDDを接続するとフォーマットはできても録画時にエラーが出ます(異常を検出しました。〜ディスクなどに異常がある可能性があります)
注)代替HDDは回転数の少ない(7200rpm以外)で発熱の低いものを選択しないと寿命が短いようです。必ず低発熱の物を選択すべき(換気が良い場所に設置すること)。
ちなみに置き換え後の診断コードは
0000-1011-0224-4021
でした。多分変更前も同じではないかと。(確認するのを忘れました)
AVコマンド対応 DT01ABA200V(HCS5C3020BLE630)のベンチマーク
http://okoya.seesaa.net/article/384894085.html